無敵の7人さぁいこうか!🌈

中間淳太くんというスーパーアイドルを応援してる幸せな日々を綴っている、ジャニオタ11年目のブログ(`б∀б)

元桐山担が満を持してマリウスを見に行った話。1⃣

みなさんこんにちは!!!!

ついに行ってきました!!!そう!!!

🇫🇷⚓音楽劇『マリウス』⚓🇫🇷

 

もうね、なんていったって

かっこよすぎた!!!(語彙力)

いや、前々からかっこいいって話は聞いてたんですよ。なんたってもう15年の付き合いになる淳太くんが(б∀б)「照史史上1番かっこいい!!!」(りゅせぶ誌参照)って言うくらいですから。

しかも私はジュニア時代の照史くんからWEST沼にハマっていった元照史担。なんたって彼の顔は大好き。ああどうしよう。

しかも関ジュの担当は西畑大吾。ああもう死ぬ。

そんな思いを抱えて夜行バスで横浜から大阪まで向かった6/22の23:00。

 

私は6/23(土)の11:30公演にお邪魔させていただいて、席は2階の後方席。

情報局名義で入らせていただいて、12500円払ってこの席か……と正直思いましたが(ごめんなさい)そこはさすが松竹座。

なんてったって全体が見やすい!!!

まあ細かい表情はさすがに見えづらいのでそこはオペラグラスを駆使しましたね。

オペラグラス愛してるよ。

 

さて本題に行きましょう。

(ここからネタバレを含みます)(そして自分用のメモでもあるのでめちゃめちゃ長文です。お時間ある時にでもお読みください…………)

 

 

最初の印象は「あれ、照史くんやっぱり痩せたな??」でした。

もうあの…なんて言ったって短時間の中必死に!!必っっ死に!!頑張ったフラメンコがかっこよすぎて。😭😭😭

俺頑張ったよ!!って。俺の頑張りで皆さんを少しでも幸せに出来てたら幸いです。ってそんな照史くんの言葉やメッセージが聞こえてくるようなそんなフラメンコ。本当に素晴らしかった。圧巻でした。

 

そしてまた西畑プティがかーわいいんだこれ……😭😭😭💗💗💗

私は前回のしめちゃんのプティを見れていないので比べる事は出来ないし、というか比べるものでもないと思うんですけど、とってもお茶目で純粋で優しいプティが、大ちゃんにしかできないキュートなプティがそこにいました。

 

あと個人的にグッときたのがニャちゃんと出会ったシーンでニャちゃんが「私はベトナムメコン川の側で生まれ育ったの」って歌って、それを聞いたプティ君が自分の生い立ちを歌ったあとに、「僕らはお互い遠い異国の地で踏ん張って生きてるんだね(ニュアンス)」みたいなことを歌うんですが、なんだかその言葉とプティとニャの姿に切なくなってしまって。

時代は1931年のマルセイユで今のように飛行機もネットもない時代、船で長い年月をかけるしか海外に行き来する方法がない時代。

プティは捨て子で船長に拾われて、その恩だけを頼りにして、大切にしてマルセイユで1人寂しさを感じながら生きている。(もちろん仲間はたくさんいるけれど)

そこに現れた自分と同じように異国から来てヒマワリを売って働いているベトナム人のニャちゃん。しかも超可愛い。これはもう恋に落ちるしかないですよね、、、、

きっとこの2人は2人にしかわからない悲しみや寂しさを分け合って、理解し合って生きていくんだろうなあって思ってます。(誰)

あとなんていったってあんまりこの2人が一緒に出てくることはなかったけどその出番の度にちょっとずつ仲良くなっていたのが

とってもとってもとっても!!可愛かった…😫💗

 

さあそして大本命マリウスくん。

 

船乗りに憧れていて、かっこよく生きたい願望があって、昔から自分の周りにいた少し惰性的に生きてる(ようにマリウスからは見える)大人たちをちょこっと軽蔑しつつ尊敬も少し持っている、そんなマリウスは割と珍しくない男性像だと思うんですよね。

それでいて優しくて男気があって茶目っ気もある。好きな女の子(ファニー)もいる。そして周りの人への感謝を忘れずに自分の生まれ故郷も大切に思っている。(マルセイユを出たいとは思っているけれども)

何より、夢を叶えたい自分と、ファニーを幸せにしたいし2人でも幸せになりたい自分との葛藤。

だけど船長からも声をかけてもらえて夢に1歩踏み出したのにその後ファニーに半ば押し負けるような形で(?)お互いに想いを告げてしまい結ばれる夜。その時はもう船乗りは諦めて、ファニーとこの街で家族になって幸せになるつもりだったのに。

結局船が出る最後の最後、「もう船乗りにはならない」って言っていたくせに心のどこかにあった「船乗りにならなかったことを後悔することへの不安」が出てきてしまって、またファニーが「行って!!」と後押ししたこともあってマリウスは簡単な荷物を持って出ていく……

 

なんだか私にはここのシーンがどっちつかずのファニーにマリウスが拗ねて怒って投げやりになりながら出ていくように見えました。

「何が起きるかわからない船乗りになるという自分の夢」と

「安定していてずっと幸せな好きな人」

どっちを取るか選択を迷っていたマリウスに少し強引に「好きな人」を選択させたのはファニーじゃないか……、それが今更なんなんだよ…

って。だから、もう俺が船に乗ってしばらく帰ってこないことを後悔しろ!くらいな気持ちで出てったんじゃないか…?って

(⚠️全部私の勝手な想像です⚠️)

まあ元々ファニーは告白する時点で「船乗りの妻になるわ!子供を育てながらあなたの帰りを待つ!」と言いながらマリウスに想いを伝えてたんですけど。

 

この少しの中途半端さとタイミングの悪さがあいまって少しずつ歯車がおかしくなっていったことであの悲しくて切なくて、でも色んな人の愛でいっぱいの物語が生まれた…。

 

これって誰にでも言える話だし珍しくない話だなあって思ったんですよね。

「もしあの時こうしていれば」とか「こうだったら」とか、、、

だからこそ、その選択の難しさってあるなあって。

 

だけど、最初からファニーはマリウスの幸せを願っていて、それでいて自分の幸せも願ってた。もちろんファニーにとっての幸せは

いつまでもマリウスが幸せでいること、

いつまでもマリウスと幸せでいること。

 

そして私はこの音楽劇『マリウス』というのは誰かの幸福が自分の幸福であり、誰かを想う気持ちはとっても大切なんだ

ということを伝えている舞台だなと思いました。

 

それが濃く現れているのが

そう!!!2幕!!!!

 

本当に感動でした。

ずっと誰かが誰かを想ってる。

それはセザールからマリウス、マリウスからセザール、

オノリーヌ(母)クロディーヌ(叔母)からファニーへの親子愛や

ファニーからマリウスへ、マリウスからファニーへの情愛、

パニスからファニーとその子供への無償の愛……

 

そのどれもが本当に大きな愛で、みんな真剣に相手を想ってる。

だからこそみんなが幸せになる選択肢なんてなくて、誰かが我慢しなきゃならない。

 

マリウスには子供が出来たことを言わないでほしい、彼の幸せが私の幸せだと言うファニー

そんなファニーを心の底から支えたいという優しいパニス(多少の恋愛感情はあったとはいえ)

我が息子の無責任さに呆れつつ、1人残され不安でたまらないはずなのに気丈に振舞うファニーを見守り、ずっとマリウスを大切に想い続けるセザール

我が娘を勝手に孕ませておいて当の本人(マリウス)はしばらく帰ってこないことに腹を立て、ただひたすらに娘を大切にするオノリーヌ

 

じゃあマリウスは誰を想っていたんだろう?

と考えた時、もちろんファニーを愛しているし、想っているけど結局自分のことも大好き なんだろうなって。

マリウスが帰ってきて、ファニーが抱いている子は自分の子供だとわかった瞬間せきをきったように「子供を返してくれ」「子供と3人で暮らそう」と言ったのは

結局はファニーへの執着と孕ませたことへの責任感でしかなくて。もちろんファニーをこの上なく愛しているし、大切に想っていてこその、ですけど。

 

そして最後にマリウスが「僕は毎日くらい潜水艦の窓に君の顔を見たよ。毎晩泣いていた。君を思い出さない日は1日もなかった、」と言った時、なんだかファニーの決断をすべて無駄にしたような気がしたんですよね。

夢だったとはいえ少し投げやりになって船に乗って、気持ちよく出てこなかったことを後悔してるんだろうな…。だとしたらマリウスの幸せを願って身を引いたファニーはどうなるの?って。その時は妊娠はわかってなかったわけですけど、でもその可能性だってわかっていたはずだし、なんなら結婚するつもりでいて、お互いの両親もそれを望んでいた。

 

しかも女の子にとっての重要な選択【結婚】を蹴ってまで愛する人を応援する、幸せを願うって決めたのに。そのあと子供まで出来て1人不安な思いと戦って、マルセイユの人たちからの好奇の目に晒されて、つらかったはずなのにマリウスの幸せとマリウスの無事だけを自分の心の中心において耐えてきたのに。

当の本人はそれを後悔していた。

…もうファニーの立場になったらいたたまれないですよね…。

 

だけどファニーは強いからそんなマリウスのことも応援するんです。

 

そして帰ってきたマリウスにも「3人では暮らせないの。」と強く言う。

こんな自分によくしてくれて、血の繋がっていない子供を本当に大切に思ってくれるパニスさんがいるから…って。

そりゃそうですよね!!!!よく言った!!!ファニー!!!(私情)

 

私的にグッときたシーン2つ目にファニーがマリウスに「パニスさんは本当に良くしてくれたわ。でもねマリウス、あの人私と結婚してからたったの1度も……私の体には一切触れていないのよ。」と告げたシーンでした。

私はここで頭を殴られたような衝撃だった、というか。

もちろんパニスが真剣に子供とファニーを愛し大切にしていることはそれまでのシーンでよくよくわかっていたんですけど、なんだか単純に若くてかわいいファニーに少しの下心もあって近づいてるんだろう、と思っていて、きっとそれはマリウスも同じだったんじゃないかなあと。

それまでパニスに「俺の子どもだ!返せ!」って言ってたのも、「どうせ下心もありきでコイツはファニーといるんだろう、そんな男からファニーを取り戻さなきゃ」くらいに多少は思ってたはずで。(ただの憶測です)

だけどパニスからではなくファニーから言われたことで信憑性をすごく持ったその言葉はマリウスの心にずしっと重みを持たせ、同時に"自分はパニスに勝てない"ということを悟ったんだなあと。

 

そのやり取りを経て、自分は身を引き、いつまでもファニーと子供の幸せを遠くから願うと決めたマリウス。そこにも2人の間に愛があるからだなあと。

それと同時に、人妻でありながら自分の想いが抑えきれないあまり、2回もファニーを抱きしめるマリウスと、その姿を見て飛んできて2人のハグを止めるセザールにとっても胸が痛くて。こんなにお互い想い合っていて愛し合っているハグで、しかもタイミングさえしっかり合ってれば今頃この2人はみんなに祝福されて、幸せに生活していたのに…って。

きっとそれを止めるセザールもつらいだろうなあと。

そして最後にファニーが「私たちは永遠に恋人よ!そしてどうか忘れないで、小さな街にあなたを愛している女がいることを。」と叫ぶのも切なくて。

 

ついついこの未来の2人を考えずにはいられませんでした。

きっとこの2人はお互いに想いあったまま、何十年と過ごして、もう街の顔ぶれもほとんど変わってきてしまったくらいになってからフラっとマリウスが帰ってきてファニーと再開するんだろうなあって。そして何にも知らないファニーとマリウスの子供もすっかり大きくなっていて、その子供にも子供がいたりして。誰にも本当のことは告げずにまた密かにファニーと愛を伝え合いながら、「あなたがいない間こんなことがあったんだよ」ってぼんやりとお互いの溝を埋め合うような、そんな老夫婦になるんだろうなあ…とか。

 

もしくはお互い1度も再会せずに、お互いしっかりと想いあいながら、マリウスはどこか遠い異国の地で、ファニーはマルセイユで一生を終えるのかなあ…とか。

 

そんなことを考えました。

あくまで私の想像ですけど!!(笑)

 

 

さて。すっかり長くなってしまいましたが(この時点で5000字)(期末レポートかよ)

 

ここまでお読みいただいた方、本当にありがとうございます。

こんなにまとまっていない自分用脳内メモのような自己解釈ブログを読んでいただいたあなたにはきっといいことがあります。きっと。(笑)

 

すいません。最後に一言。

 

あぁ〜!!!マリウス最高でした!!!!!

 

Bon voyage!⚓🇫🇷🚢